
それから、40分以上経ったが、阪急宝塚線池田駅の東口に、山岸哲也達は現れなかった。
「くそう。奴ら、どこで道草を食ってやがるんだ?」
その時、馬場が持っている遼の携帯がなった。
馬場は、相手の電話番号を見てから、電話に出た。
「俺だ、馬場だ。」
「もしもし、俺や、山岸や。」
「山岸さん、あんた、まだ、ここに着かないのか?」
「それが、俺ら、遼の車の前に止めていた自分の車から出発しようとしたら、白バイがやって来て「交通の妨げになるから、遼の車を移動せえ」って言われたんや。それで、さっき、日本自動車サービスの車に来てもろうて、遼の車を俺の知り合いの放出の修理工場に持っていってもろうたから、今からそちらに向かう。なあに、俺らは今牧落
「わかった。そうしたら、もう15分待っているから、遅れそうならまた電話を入れてくれよ。」
「わかった。ほなな。」
電話は切れた。
それから、15分ぐらい経った頃、国道176号から一台のベンツが池田駅の東口の一般車乗降場に入って来て、亜希や剛志の乗っているランドクルーザーの後ろに止まった。
そうして、車の中から、白いスーツとズボンを身につけサングラスをかけた身長180センチぐらいのやせた男と黒いスーツとズボンを身につけサングラスをかけたやくざ風の男が出て来た。
「剛志、白い服を着た方が女体調教師の山岸哲也で、もう一人はその一番弟子の万代銀次
「そうか、わかった、亜希。まず、おまえが車から出てくれ。」
「わかったわ。」
ランドクルーザーの後部左側のドアが開き、亜希が車から降りて、一歩前に歩いて来た。
途端に哲也の顔がゆがんだ。
「こりゃあ、亜希!よくもきさま、館で念書まで書いてした約束を破って、遼の後をつけまわして捕まえたりしよったな!」
「あんな、無理矢理脅されて書かされた念書なんか、無効だわ!」
「何い、無効やと。せやけど、おまえが念書として「俺達に関わらない」と書いた文字そのものはちゃんと残ってるんや。それに、俺達の世界ではいったん念書に書いたことは絶対に破ったらあかん。もし破ったら、そいつは重い罰を受ける。そういう掟があるんじゃあ!」
「そんなくだらない掟はなくしたらいいわ!」
「何やとう!」
哲也がそう言った時、ランドクルーザーから身長2メートルぐらいのサファリルック姿の男が降りて来た。
「う、うぐ。てめえが、馬場剛志
「ああ、そうだ。」
剛志はそう言うと、車の中を覗き込んだ。
「おい、出て来い。」
すると、車の中から、額に絆創膏を貼り両手を紐で後ろ手に縛られた男が降りて来た。
「りょ、遼!」
哲也が叫んだ。
遼が車から降りると、剛志が左手を伸ばし遼の上着の後ろのえりの部分をつかんだ。
「山岸さん、水木遼はこの通り無事だ。さっきまで気絶していたが、今は活を入れて、目を覚ましている。ただ、少し、額や頭にダメージを受けているかも知れないがな。まあ、阿保にはなっていないと思うぜ。」
「山岸さん、こいつの地獄頭突きで、俺は死にそうや。早う、俺を助けてくれえ!」
「ああ、すぐに助けてやる、遼!」
そう言うと、哲也は前に行こうとした。
「おっと、山岸さん、水木との感動のご対面はここまでだ。」
剛志は、遼の体を両手でかかえると、遼を車の後部座席に放り込んで、車のドアを外から閉めた。
「さあて、山岸さんよう、遼を返して欲しかったら、俺達を裕子さんの居場所に連れてってもらおうじゃないか!」
「くっ、わかったよ。車に乗って、俺のベンツに付いて来な!」
「そうするぜ!」
そう言うと、剛志は亜希とともに車に乗った。
亜希は、車の運転を順二と代わって、運転席に座って、順二が助手席に移った。そうして、亜希は車のエンジンをかけた。哲也と銀次も車に乗り、銀次が運転席に座って車のエンジンをかけた。そうして、銀次はベンツを発進させ、右側からランドクルーザーの横を通って前に出た。ランドクルーザーはすぐにベンツの後をついて行った。ベンツは池田市街地を抜け能勢街道を北上して行って、山の中に入った。哲也は、携帯電話を持って、誰かに電話をしていた。そして、山道に入って約1時間半ほど経った頃、ベンツは谷間
そして、門を内側から閉め錠をかけた拓也が、館の入り口の扉の前に行った。
そうして、拓也は、扉を開けた。
「どうぞ、皆さん、中へお入り下さい。」
そう拓也は言った。
「待て!」
「何でございましょうか、馬場様?」
「裕子さんをここまで連れて来られないのか?」
「この館の主
「この館の主がだと!」
「そうです。今、この館に住んでいるのは、主以外に、山岸の弟子ですがこの館の召使いを臨時で引き受けているわたしと師匠の山岸哲也、兄弟子の万代銀次、それと、水木様、裕子様以外には誰もおりません。だから、安心して、中にお入り下さい。」
「本当に、ほかには誰もいないのか!」
その時、銀次が、ズボンの左右のポケットに手を突っ込んだまま、笑い始めた。
馬場は、銀次の方を向いた。
「何がおかしい!」
「馬場さんよう、あんた、武道の達人で、腕には自信を持っているんやろう。そのあんたが裕子と主とこのエプロン姿の情けない格好をした俺のおとうと弟子の拓也しかおらへん館に入るのをびびるんか?ええ、あんた、そんな腰抜け男やったんけ?」
「何だとう!」
「剛志、相手の挑発に乗っちゃあ駄目!この人達、わたしたちを館の中に連れて入って、そこで何かしかけるつもりかも知れないわ。」
「何をゆうてるんや、亜希!俺達はそんなひきょうなことはせえへんで!少なくともおまえみたいに、念書に書いた約束を破るようなことはせえへん。」
そう哲也が言った。
「くっ、くうう。」
亜希は顔をゆがめた。
「とにかく、裕子さんは今ここの主と一緒にいます。ですから、わたしがその場所まで案内しますから、亜希様、馬場様は、わたしの後ろの山岸と万代の後ろを歩いて来て下さい。二人とも、中に入って来て主に会われないのなら、裕子さんを引き渡すことはできないです。それが主の意思ですから。」
そう拓也が言った。
「どうすんや、馬場はん?あんた、今中に人が二人しかいーへん館に入るのも怖くてよう入らへん腰抜けやさかいよう中に入らんのけえ?」
そう銀次が言った。
「ううう、わかったよ!館に入って、その主とかいう奴に会ってやろう!」
その言葉を聞いて、哲也と銀次はニヤリとした。
「剛志、この人達は、館の中に何か罠を仕掛けているのかも知れないわよ!」
「そうかも知れない。だけど、亜希、俺は翔天流空手の達人だ。その俺が館の中に何があるかはわからないが、そんなことにびびって、館の中に入らなかったら、翔天流の名が泣くし、それ以前に俺自身の男がすたるじゃないか!」
「そうか、わかったわ。そうしたら、わたしもあなたに付いて行く。」
「それじゃあ、亜希様、馬場様、わたしと山岸、万代の後ろに付いて来て下さい。」
そう言うと、エプロン姿の拓也、哲也、銀次の三人は館の中に入って行った。
「亜希、何があるかわからないから、俺が先に中に入ろう。おまえは俺の後ろを付いて来い。」
「わかったわ、剛志。」
剛志は、右手で遼の服のえり首をつかんだまま、館の中に入った。
その後ろを亜希が付いて行った。拓也は長い廊下を歩いて行って、新館に入った。哲也たちと剛志と亜希も新館に入った。その時、ふと、剛志は天井を見て立ち止まった。
そこには、防犯カメラがあった。
「おい、あのカメラは何だ?」
「ああ、あれは防犯カメラですが、今はこの館に警備の者はいないので作動していません。」
そう拓也が言った。
「本当に作動していないのか?」
「主と裕子さんしかいないので、防犯カメラを作動させても、見る者がいません。」
「そうか、わかった。じゃあ行こう。」
再びみんな、歩き出した。
拓也は、新館の二階に上がり長い廊下を歩いて、いちばん奥の部屋の前で立ち止まった。
拓也は、その部屋の入り口の扉を右手でたたいた。
「入れ。」
そう言う男の声が聞こえた。
まず、拓也、哲也、そして銀次が部屋に入った。
「そうしたら、亜希、俺は中に入るぞ。」
「気をつけて、剛志。」
剛志は、亜希の顔を見て、うなずいてから、部屋に入った。
その瞬間であった。剛志は左側からものすごい衝撃を感じて、右側に吹っ飛ばされた。
剛志は、思わず、右手でつかんでいた遼を離してしまった。
剛志と遼は横たわっていた。
「遼、ぼおっとせずにこっちへ来るんや!」
銀次は、吹き飛ばされて朦朧としている遼の右手を両手でつかんで、遼を引っ張り、遼を剛志から引き離した。
「きゃー!」
剛志の後、部屋に入った亜希は、目の前の光景を見て、驚きの声を上げた。
剛志は、首を振りながら、左を見た。
そこには、明らかに何か格闘技をやっていると思われる体格の男が立っていた。
「ふふふ。この俺のタックルはどうやった、馬場さんよう!」
「き、きさまがこの館の主か?」
「俺は、主ではない。俺は、主の一の子分で、元プロレスラーで柔道四段の乾とゆうもんや。」
「左側からタックルをしたな。水木が右側にいるというのがわかったのは、防犯カメラで見ていたからか?」
「そうや、その通りや。」
その時、銀次が言った。
「馬場はん、水木遼はこっちへ取り戻したで!」
すると、乾がニヤリとした。
「馬場はん。人質はいなくなったんやから、おまえが助けたいかわいい裕子さんに会いたかったら、まずは、俺と一対一の勝負をして勝つことやな。」
「あんたとタイマンをはるってことか?」
「そういうことや。まあ、翔天流ダンス空手をしてるおまえなんか、元プロの格闘家の俺の敵やないやろうが、かかって来いや!」
「わかったよ!」
そう言うと、剛志は立ち上がって、乾の方を向いて、猫足立ちのかまえをした。
それを見た乾は、笑みを浮かべて、両足を少し広げ、両手を開いて、かまえた。
(第41話へつづく)
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