
裕子がシャワーを浴びた後、遼もシャワーを浴びに行った。
そうして、遼がシャワールームを出て、部屋に戻ると、もう裕子は裸になってベッドに入っていた。
「もう布団にもぐってるの、裕子ちゃん。」
「ええ。」
「何か、ちょっとひきつった顔をしてるんちゃうか。」
「遼ちゃんとセックスをするの、初めてやから、期待と不安が入り交じってるの。」
「別に、そんなに緊張せんかてええよ。俺はごくノーマルなセックスしかしないから。」
「そう。」
「そうやで。ほな、布団に入っていい、裕子ちゃん?」
「いいよ。」
遼は、タオルを取り、全裸になると、両手で掛け布団を持ち、布団の中に足から入り、裕子の左側に仰向けになった。
「ほな、裕子ちゃんの上に行くよ。」
「どうぞ。」
遼は、左回りに体を回転させ、裕子の上にかぶさった。
そうして、まず、遼は裕子の口唇に自分の口唇を重ねた。それから、遼は舌を裕子の口の中に入れようとした。裕子もそれに気がついたらしく口を開け舌を出した。二人は舌と舌を絡ませ合った。遼は裕子と舌でペロペロし合うと、舌を、裕子の舌から離して、裕子の左乳首に持っていった。そして、裕子の乳首を舐め始めた。しばらく、裕子の乳首を舐めていると、裕子は喘ぎ声を上げ始めた。
「感じてるのか、裕子ちゃん?」
「ええ。」
「乳首が立ってきたもんな。俺のカリももうびんびんに立ってるわ。ほな、そろそろあそこに入れよか。そしたら、裕子ちゃん、枕元のコンドームを取って俺のあそこに嵌めてくれへん。」
「わ、わたしが嵌めるの?」
「ああ、裕子ちゃんも自分で嵌めた方が俺がええ加減に嵌めるより安心やないか?」
「そ、そうねえ。わかった。嵌めたげるわ。そしたら、ベッドに座って。」
「は~い。」
遼は、敷き布団の上に座った。
裕子も敷き布団の上に座って、遼の屹立した肉棒を見た。
「わあ、遼ちゃんのペニス、びんびんに立ってるやん。指ではじいてやろ。」
裕子は、遼の肉棒を人差し指で何回かはじいた。
「いたたたたー!裕子ちゃん、冗談やめて!」
「はいはい、わかりました。そしたら、コンドームを嵌めるよ。」
「お願いします。」
裕子は、コンドームを、遼の肉棒にかぶせていった。
「さあ、コンドームが遼ちゃんのペニスにかぶさったわよ。」
「そしたら、本番いくから、裕子ちゃん、横になってくれる。」
「はい、わかりました。」
裕子は、ベッドの上に仰向けになった。
遼は、裕子の媚肉の合わせ目に、自分の肉棒をあてがった。
「そしたら、いくよ、裕子ちゃん。」
「どうぞ。」
遼は、肉棒を少しずつ挿入していった。
そうして、肉棒が根元まで入ると、遼はピストン運動を始めた。
裕子は激しく喘ぎ始め、しばらくして官能の絶頂を極めた。
「あ、あかん、イクー!」
その瞬間、裕子は体をけいれんさせ、媚肉で遼の肉棒を激しく締め付けた。
「あ、あかん、すごい締め付けや。俺もイクー!」
そうして、遼もイッた。
こうして、二人は男と女の関係になった。
翌日の晩、遼は日本橋のSMクラブ「マッドビリー」の休憩室で山岸と話をしていた。
「そうか。看護師と肉体関係を持ったのか。」
「はい。ノーマルなセックスをしただけですけど。フェラチオやクンニはまだしてません。とてもまだ、そんな雰囲気やのうて。」
「なるほど。まずは、第一歩からか。でも、それやったら、彼女のケツの穴を舐められるようになるのはまだ大分先やろな。」
「そうですね。」
「ここの常連客の有馬がおるやろ。あいつ、奥さんと知り合って結婚するまで一年間、ノーマルなセックスしかしなかったそうや。」
「そうなんですか?」
「ああ、そうや。しかし、有馬は、新婚の初夜にとうとう辛抱たまらんようになって、奥さんを縛り上げ、泣き叫ぶのもかまわず浣腸して、アナルセックスをしたそうや。それからは、毎日、奥さんを調教し続け、今では奥さんを立派な奴隷にしている。せやけど、遼、おまえは有馬みたいに一年も我慢でけへんやろ?」
「はい、とても我慢できません。そやから、俺は何とか機会をみて、クンニやフェラチオをして、その後に彼女にSMプレイを教え込もうと思っています。」
「そうか、それを聞いて、安心した。まあ、頑張りや、遼!」
そう言って、遼の肩をたたくと、山岸は部屋を出ていった。
それから、約一カ月後の日曜日、遼は若江岩田の裕子のコーポに引っ越した。
「今日から遼ちゃんと一緒に暮らせるんやね。」
「ああ、そうや、裕ちゃん。」
(今日まで一カ月間、SMプレイはおろか、クンニもフェラチオをせんで、キスと乳首あたりを舐めるのとノーマルなセックスしかしてへん。純真な彼女にクンニやフェラのようなプレイをして嫌われへんかと思ったからやけど、何とかせなあかん。)
その晩、遼は裕子の体にかぶさって、乳首を舐めていた。
遼は乳首を舐めると、今度はおへそを舐め始めた。
「ああ、くすぐったいわ、遼ちゃん。」
「そうか。そしたら、おへそより感じるところを舐めたるわ。」
そう言うと、遼は、裕子の媚肉の合わせ目を舌を入れるようにして舐め始めた。
「いやー!」
その言葉を聞いて、遼は顔を上げた。
「ど、どうしたんや、裕ちゃん。」
「そ、そんなとこ、舐められるなんて、恥ずかしいわ。」
「恥ずかしいかも知れへんけど、乳首やおへそよりずっと感じるはずや、裕ちゃん。」
そう言うと、遼は、再び顔を静め、媚肉の合わせ目を舐め始めた。
裕子は、喘ぎ声を上げ始め、しばらくしてイッた。
(よしっ、今日はやっとクンニができたぞ!)
それから、二人はノーマルセックスをして、その晩は寝た。
翌日の朝の午前7時過ぎ、二人は上本町駅の正面入り口の交差点にいた。
「ほな、裕ちゃん。俺は、店に行くからここで。また、帰る時メールするわ。」
「うん、わたしも病院から出た後でメールするね。」
「ほな、また」
「いってらっしゃい。」
遼と裕子は、お互い笑顔で手を振り合ってから、それぞれの職場に向かった。
そうして、裕子が病院に着いて、制服に着替え、医者と看護師だけが持つ院内専用のPHSを持った時、PHSの呼び出し音がなった。
「こんな時、誰かしら?」
裕子は、思わずそう言うと、PHSを耳に当てた。
「もしもし、垣内です。」
「おはよう、垣ちゃん。お久しぶり。」
「あ、あなたは、どうして、今頃・・・・・・。」
なんと、裕子に電話をかけてきた相手は、裕子が遼に初めて会った前の日に別れた大阪白十字病院内科医師の河合順二
(第5話へつづく)
【第6話ぐらいまでは、主人公が美人看護師にSMプレイをする気になったいきさつを書きますので、早くプレイが読みたい方はつまらないでしょうが、ご了承下さい。<(_ _)>】
[目次へ:初回:第1話→前々回:第2話→前回:第3話→今回:第4話→つづき:第5話]
→当サイトを応援して下さる方はこちら-FC2 Blog Rankingをクリックして下さいませ!(他の人気ブログサイトもご覧になることができます)

→当サイトのアクセス数向上にご協力お願いいたします。<(_ _)>
クリックしたらたくさんの面白い官能小説がご覧になれます。
●官能小説サイトの検索とランキング「大人のための読み物探し処」
▼今回の付録:
・

[PR]


[PR]

この記事のトラックバックURL
http://sm1.blog39.fc2.com/tb.php/334-63a18535
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック